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在宅復帰の部屋~ショートステイの活用例をご紹介します~

ベッド上の生活から動けるようになった方のご紹介 B様(87歳) 女性 要介護4

【ご利用者の身体状況】

既往歴として多発肋骨骨折・高血圧症・慢性気管支炎があり、臀部の疼痛で入院。疼痛は仙骨脆弱骨折によるもので、鎮痛剤で軽快しています。

【ご依頼の経緯】

退院に際しリハビリテーションを行い、介助付きで数歩ではあるが歩行が可能なところまでADLが改善したが、在宅までは環境調整が必要であり、家族では看る事が困難であり長期でのゆめてらすのご利用となる。

家族は毎日夕食時に来館され、夕食を共にすることでコミュニケーションを積極的にとっていた。

◆  入所当初は排便管理に関して便秘傾向にあり、摘便が必要であった。

 

◆ 入所当初はオムツ使用でコールも頻回であり、30~1時間毎のコールがあった。

 

◆ 排便管理を検討していくうえで、リハビリとしてトイレへの誘導を行うこととした。結果としてベッドから車いすまでの移乗が出来るようになった。

 

◆ 当初ベッド上の寝たきりであったが、毎日のトイレへ行く為に積極的に移乗しことにより立位や歩行が安定してきた。

機能回復した事でADLが向上し、生活の楽しみが増えた方のご紹介 A様(84歳) 女性 要介護1

【ご利用者の身体状況】

アルツハイマー型認知症。胃悪性リンパ腫で血液内科にて抗癌剤治療と放射線治療を行い寛解し経過観察。しかし物忘れが出現しアルツハイマー型認知症と診断。近似記憶障害有、服薬管理の必要あり、デイサービスやショートスティ等で刺激ある生活が望まれる。

【ご依頼の経緯】

平成24年7月に、スーパーで万引きと誤認されたが適切に処理できず、その後も物忘れが悪化して、入浴もきちんと出来なくなってしまい家族の介護負担が増加。医師の所見でデイサービスやショートスティの継続的使用が望まれ、ゆめてらすの利用に至る。

◆入所当初は不穏状態になりやすく帰宅願望も見られたが、現在は積極的にアクティビティに参加され、帰宅願望が起きても帰宅日を説明すると納得されるようになった。

 

◆入所当初は歌のアクティビティしか参加しなかったが、最近は折り紙や体操にも参加され、他のご利用者様とも積極的に関わるようになってきた。

 

◆当初不安定であった歩行も、入所時の体操への参加や、廊下を積極的に歩いたことにより安定し、転倒のリスクが少なくなった。

認知症が改善された方のご紹介 C様(90歳) 女性 要介護2

【ご利用者の身体状況】

レビー小体型認知症。10年ぐらい前から幻覚症状あり。数年前から物忘れ症状も進行し、歩行のふらつき等も出現。

【ご依頼の経緯】

一緒に同居している主介護者の娘様が大けがをされ、ご入院となってしまった為、緊急でのゆめてらす上板橋のチェックインとなる。(2回目の利用)

手工芸、体操、歌会等、1日3回アクティビティを積極的に参加されていらっしゃる。
他のお客様にも積極的に話しかけて下さっていて、認知症状も悪化がなく過ごされている。

ゆめてらす上板橋のスタッフの名前も覚えて下さり、チェックアウト時は、名前で
「00さん、また来るわね」と元気に挨拶してくださる。

一階のカフェテリアでスタッフと降りて、ご近所からいらしたお母様とこどもを見ながら、紅茶を頼んでゆっくりされていた。

ご本人様活動的になり、歩行器をしようしての歩行が見守りレベルにまで向上した。

お孫様が持参したノンアルコールのビールと一緒に夕食を召し上がり、満足されていらっしゃる。

長女様の退院が早かったので、予定より早くチェックアウトされた。長女様より「緊急時に預かっていただき助かりました」との事。

ご家族の出張に伴い、定期利用されている方の紹介 D様(80歳) 女性 要介護1

【ご利用者の身体状況】

歩行時杖使用。食事、お手洗い自立。夫を亡くし息子様のいる東京へ転居後、認知症の進行あり。
息子様と同居。

【ご依頼の経緯】

息子様、月に数回地方への出張がある。一人で留守番されているが、不安になり携帯から仕事中、何度も息子様へ電話が行く。夏場はクーラーをかけずにいるため、脱水の心配もありゆめてらす上板橋ご利用となる。

◆初日は不安感があり、息子様への連絡が続いていたが、短期間のお泊りである事を繰り返し説明。 後日、息子様と連携し、ゆめてらすで快適に過ごされるためにどのようにすれば良いか連絡を取り合う。

◆息子様との連携により、本人様もご家族も満足していただけるサービスを提供できるよう改善。(落ち着いて入眠できるよう、夕方の服薬導入。持参の携帯バッテリーの充電の調整や、不穏が続いた場合の連絡方法など。)

◆アクティビティでは体操や、歌会、趣味のちぎり絵で気分転換されている。
他のお客様にも、ちぎり絵のアドバイスいただき笑顔が見られる。

◆息子様より「ゆめてらす利用前は、ひっきりなしに電話がかかっていたので、それに比べれば今は助かっている」との事。

◆ゆめてらすにも慣れてくださったようで、ご利用が重なるにつれ、同席の方とも笑顔でお話されるご様子でした。チェックアウト時は、笑顔で帰られています。  

グループホーム入所するまでの間ご家族とスタッフに支えられた方の紹介 F様(75歳) 女性 要介護2

【ご利用者の身体状況】

アルツハイマー型認知症。長年独居されていらっしゃる。歩行時シルバーカー使用。

【ご依頼の経緯】

自宅で適切な介護ができず、肺炎を繰り返し入院。医師より退院の許可が降りるも

今後独居は厳しく、ご家族も適切な介護が出来ないため、グループホームの入所を申請し、

空き部屋が出るまでゆめてらす上板橋のご利用となる。

◆最初は帰宅願望強かったが、家族との協力、スタッフの声掛けにより、ゆめてらす上板橋を利用するにつれ、「家のように落ち着くわ」と、リラックスしていただけるようになった。

◆体操や、トランプの七並べ、歌を歌いながら積極的にアクティビティに参加される。スタッフのマジックショーが失敗した時は大笑いしていました。

◆ゆめてらす上板橋利用されながら、内科の受診にも行かれている。

(受診時にはご家族と同伴お願い)

◆天候も良い日は季節の花等見ながら、散歩にでかけていらっしゃる。

とても気持ちが良いと笑顔も多く見られました。

◆グループホームの入所日が決まり、チェックアウトが近づくと、「さびしくなるわね」と仰られる。ご家族からも「入所する間の期間、安心して過ごせました。」と喜びの声が聴かれる。

うつ病改善され、老人ホームに入所された方の紹介 H様(85歳) 女性 要介護2

【ご利用者の身体状況】

うつ病を患っており、入退院を繰り返している。変形性腰椎症。シルバーカー使用。  
長年独居されていらっしゃる。 

【ご依頼の経緯】

病院から退院され、自宅に戻ったが、自宅で転倒され右上腕骨折。キーパーソンの娘様も普段は仕事があり、独居での生活は難しいと判断。適切な施設を探す間、長期のゆめてらす上板橋利用となる。

◆初日は、気持ちがふさぎ込んでいる様子でしたが、利用されていくに連れ、仲の良いお客様もでき、共にご飯を食べながら談笑されました。
気分転換に週に2,3回ゆめてらす周辺に散歩に出かけています。「風は少し冷たかったけど、きもちよかったわね~」と感想も述べていただきます。

◆趣味の塗り絵をアクティビティに反映しました。 花の絵を選び、丁寧に塗られていました。
リハビリにも意欲的になり、歩行器を使用し、スタッフ見守りの元、廊下を往復され足腰の運動を行っています。

◆排便に対して漏らしてしまうのでは、と強い不安感あり。スタッフに一日数十回訴えが続きました。ご家族とも相談し、スタッフが「本日はたくさん出ましたよ、よかったですね」と声掛けする事で、訴えも徐々に少なくなっていきました。

◆老人ホームの入所が決まり、チェックアウトされる時、「行きたくないんだよ、ここに居たいんだよ」とのお話しがあり。娘様より、「長期の利用で、ここを家みたいに思っていたみたいです。」と感謝の言葉をいただきました。

在宅酸素療法の方、ご家族の不安が解消された方の事例 I様(80歳) 女性 要介護4

【ご利用者の身体状況】
間質性肺炎による呼吸不全あり。在宅酸素療法をされている。居室内はつたい歩行で在宅酸素を使用。居室外の移動時は付添いが必要で場合により車いす。携帯用酸素ボンベを使用される。独居で近くに住む娘様が介助にいらっしゃる。

【ご依頼の経緯】
普段は娘様がI様の自宅へ泊まりに来て身の回りの世話を行っているが、今回ご家族の急なご都合により、泊まりに行かれなくなったため、ゆめてらす上板橋のご利用となる。

◆朝食は居室で召し上がっていただき、昼、夕食時は、移動式酸素に交換後(看護師対応)他のお客様と交わりながら食事されております。自力歩行を希望され、リビングまで歩かれ、帰りは車椅子にて対応しております。

◆夜間1時間毎に巡視し、酸素濃度、チューブの確認させて頂いており、朝までゆっくりお休みになっていただいてます。

◆息苦しいとの事で入浴拒否あり、利用されて間もない時期は、清拭にて対応させて頂いております。数日後、再度提案し、「シャワーなら」ということで、シャワー浴を行っています。入浴後は「とてもさっぱりしました」とのお言葉を頂きました。(入浴時は携帯用の酸素に交換)

◆トイレ誘導時、ふらつきがあり、バーディーの設置の提案。ご本人様に位置を確認して設置、「これがあるとありがたい」と仰っていただきました。夜間時のお手洗いはコールを押していただき、お手洗いに誘導しております。(センサーマットも設置)

◆娘様より、「私が泊まりに来れない時に母の呼吸等が心配なので、どこか自宅のように過ごせる場所を探していましたが、助かりました。」とのお言葉をいただきました。

家族の旅行時に利用された透析の方の紹介 J様(70歳) 男性 要介護2

【ご利用者の身体状況】
腎臓が若い時期から悪く、30年ほど透析をされていらっしゃる。(週3回)
移動は車椅子で自走される。息子夫婦と同居。

【ご依頼の経緯】
主介護者である息子夫婦が旅行に行く間、一人で居るのは不安なので、ゆめてらす上板橋のご利用となる。

◆透析の前日にスタッフと一緒に持参するお荷物(お薬等)確認し、安眠しております。
翌日、朝食を召し上がった後、病院の介護タクシーで透析に向かわれました。
病院で昼食を召し上がってお戻りなり、お部屋でご自身のペースで過ごされております。

◆歌が好きとの事で、お客様にお話し、一緒に歌の会を開いております。
他のお客様のハーモニカの伴奏で唄われ、皆様で記念写真を撮り、お茶を飲まれています。
 
◆リビングにて皆様と本日のおやつ、胡麻プリン作りを行いました。粉と牛乳を混ぜたり、器に取り分けたりして頂きました。「懐かしいね、普通のプリンなら作った事がある」などお話しながら楽しまれていらっしゃいました。 

◆夜間帯1時間毎に巡視を行っております。ナースコール時にはトイレ誘導を行っております。

◆ご家族様より「おかげ様で安心して旅行に行く事ができました。
お父様もまるでリゾートホテルのようで、ゆったりくつろげました」とのお言葉を頂きました。