「収穫の秋ですね」
先日、葉山で農園を借りて耕作している友人から、「栗が生っているので栗拾いに来ない?」とお誘いがありました。お言葉に甘えて、夫と一緒に車でかけつけました。
小さな栗林ですが、実がたくさん落ちています。
パカっと割れたイガイガの中につやつやした栗が三つくらいづつ入っています。
イガの針を通さない皮手袋を借りて、イガの中から栗の実を出していきます。
実は私は、何十年も生きているのに、栗拾いは生まれて初めての経験でした!
もう栗のシーズンも終わりだそうで、残りの栗を頂いたのですが、それでも30分も拾うとレジ袋いっぱいになりました。私的には、栗ご飯を一回作れればOKだったんですけどね。
「ミョウガもたくさん生えているの」とのことで、少し離れた別の畑に。
地面に咲いているミョウガの花を目印に摘んでいきました。そちらもあっという間に袋いっぱいになりました。
その他にも、友人が収穫したナスやトマトなどおみやげをたくさん頂きました。
でも、実はその後が大変でした。
栗は収穫したらすぐに処理しないといけないそうです。茹でるとか、冷凍するとか。
当日は疲れたので水で洗ってそのまま水に浸けておきました。
翌日、いくつかに分けて、茹でたり冷凍したり。
さらにその後には、栗の皮むきという難題が待っています。
いま、いかに簡単に栗の皮をむくか、検索しています。
ミョウガもそうです。糠漬けにしたり、甘酢に漬けたり、調理したり、冷凍したり、生で食べるのは新聞紙でくるんだり。
半日以上かかりました。
私は家庭菜園も農業も未経験なので、収穫したらそれをなんとかしなければならない、ということを知りませんでした。
季節がくれば、野菜や果物は立派に育って、収穫しなければなりません。
収穫したら、なんとか処理しなければなりません。
ほんとうに、農業って大変なんだ!と知る事ができました。