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8月も終わりですが残暑にご注意を!
[ 2021.08.30 ]
スタッフのみんなと暑い暑いと言っているうちに、いつの間にかもう8月も終わりですね。
暦の上ではもう秋だなんてっ!
皆様におかれましては熱中症や脱水症にならずにお過ごしできたかと存じます。
しかしまだまだ暑い日は続きますので油断大敵です!
そこで今回は脱水症 熱中症について簡単に書かせていただきます。
・熱中症とは
もちろん何かに熱中しすぎることではありません(笑)。
「暑熱による諸症状を呈するもの」(熱中症診断ガイドラインより)
とあります。具体的な症状は
めまい だるさ 生あくび 大量の発汗 筋肉痛 こむらがえり
(1度;涼しいところで安静
冷却 水分塩分補給で経過観察)
頭痛 嘔吐 倦怠感 虚脱感 集中力・判断力低下
(2度;医療機関への受診が必要となる
経口摂取ができなければ点滴実施)
意識がおかしくなる
(3度;急ぎ受診が必要)
とあります。
頭痛と嘔吐がある 倦怠感と判断がおかしい といった症状があれば2度にあたるので受診が
必要と判断できます。
私、K看護師が過去に経験した実例をご紹介します。
男性 40代
熱い日中に一人で、フォークリフトを使用して倉庫整理をしていました。
しばらくしても事務所に戻らないことを心配した他の従業員が倉庫に行くと倒れている本人を発見。救急車で搬送されました。
体温42℃で意識消失。懸命の治療を行い意識回復しましたが、脳細胞が熱と低酸素によ
り障害を受けて車いす生活となり、食事はお箸が使用できず文字も書けないという状態となっ
てしまいました。
せめて2人で作業していればここまで悪化せずに対処できたでしょう。
熱中症により年間約1,200人前後が毎年命を落としております。
寝ている間の熱中症にも注意が必要です。
ご高齢の親御さんと離れて暮らしている方は大変心配な事柄です。
エアコンの設定をしてあげてリモコンには触れないようにすると良いかと思います。
かえりえ小山でもこのようなお悩みや問題を抱えながら、遠方の親御さんの介護を
私たちや訪問介護などを通して間接的ではありますが行われている方がいらっしゃいます。
たかが熱中症と考えがちですが、実際はこのように怖いものです。
これを読んで頂き、ご両親への心配をお感じの方は、お気軽に全国のかえりえに
ご相談だけでもしてみてはいかかでしょうか。
一生懸命にお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
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