2016年6月吉日
株式会社やさしい手
報道関係者各位
株式会社やさしい手(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:香取幹、以下「やさしい手」)は、このたびミサワホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長執行役員 竹中宣雄)との共同事業となるサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)「センチュリーテラス船橋2番館」(千葉県船橋市)を2016年7月に開所いたします。当物件はミサワホーム株式会社が企画・設計・施工を手がけるほか、オーナー様より一括借上げをして貸主となります。
2011年1月に開所した「センチュリーテラス船橋」は、「センチュリーテラス船橋1番館」と建物名称を変え、新たに33戸を増築し、増築部分を「センチュリーテラス船橋2番館」、全体を「センチュリーテラス船橋1番館・2番館」として新たに生まれ変わります。やさしい手は当物件の運営を受託し、併設事業所からの介護サービスの提供と合わせて船橋市の在宅生活を支えてまいります。
ミサワホームグループは20年以上前からシニア向け住宅事業に取り組んでおり、1993年に開設した介護専用型高齢者住宅「マザアス南柏」をはじめ、現在では「自立」から「要介護」までの幅広いニーズに対応したシニア向け住宅の運営や介護サービスを展開しています。これらの直営実績に、住宅メーカーならではの快適な住まい方のノウハウを盛り込んだ企画・設計力に定評があります。
「センチュリーテラス船橋1番館・2番館」では、ミサワホームグループが培ってきたシニア住宅のノウハウと、やさしい手が持つ豊富な在宅介護サービスのノウハウを融合させ、地域包括ケアシステムの実現を目指します。
「センチュリーテラス船橋1番館・2番館」では、サービス付き高齢者向け住宅の基準上求められる安否確認、生活相談に加えて生活のお手伝いやアクティビティプログラムの企画運営など、日々の生活を充実して過ごしていただけるよう様々な生活支援サービスを提供致します。また、やさしい手では併設・至近立地の事業所にて地域の方々に定期巡回・随時対応型訪問介護看護(以下「定期巡回・随時対応サービス」)などの介護サービスを実施しており、常時介護が必要な重度の要介護者の方でも介護サービスを利用しながら、安心して生活いただける体制を構築しています。
【生活支援サービス】
・フロントサービス
・緊急時対応(24時間対応)
・安否確認(状態把握)
・生活相談
・生活のお手伝い
・ソーシャルワーク計画の作成
・イベント開催、アクティビティ企画・運営
【介護サービス提供体制】
―併設事業所―
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護
・訪問介護事業所
・居宅介護支援事業所
―近隣事業所―
・訪問看護事業所
【連携医療機関】
・医療法人社団千葉白報会ドクターランド船橋(在宅医療)
「センチュリーテラス船橋1番館・2番館」では、地域包括ケアが目指す高齢者の「在宅生活継続」を実現するため、急性期病院の回復期病棟等に入院されている重度の要介護状態の方や医療依存度の高い方であっても安心して「在宅復帰」が果たせるよう、住宅・介護・医療の連携で、積極的な「退院支援」を行ってまいります。
やさしい手では「在宅生活継続」のためには、利用者個々の状態に適したサービス提供が必要と考えます。利用者の身体状況及び疾患のアセスメント情報に基づき、当社の看護師・ケアマネジャー・サービス提供責任者・計画作成責任者、連携医療機関の医師といった複数の介護・医療の専門職が協議し、「利用者個別援助計画」を作成いたします。また、利用者の経年の状態変化に応じて都度「利用者個別援助計画」の見直しを行い、常に最新の計画に基づいたサービス提供を行ってまいります。
やさしい手は、ITシステムを活用し、職員の行動ルート・シフトを管理することによって、効率的な事業運営を実現しております。また、各住居に設置してあるケアコール端末により、緊急時のご要望にも24時間365日対応が可能です。さらに、職員がITシステムに記録した日々の「介護電子カルテ」を通して、入居者自身への情報提供はもちろん、インターネットを通じてご家族やケアマネジャー、医師、看護師といった関係機関へリアルタイムに情報を提供することができるため、ご家族や関係機関との活発なコミュニケーションが実現されます。
〔ITシステムの機能概要〕
・ サービス提供の効率化を実現した職員のルート・シフト管理システム
・ 各住居にケアコール端末を設置し、緊急時のご要望にも24時間365日対応可能
・ サービス計画書およびサービス記録の介護電子カルテ化
・ サービス記録をご本人・ご家族・事業者間に提供することによる効率的な情報共有と連携