突然倒れましたが､一命を取り留めました。病院で酸素吸入をしつつリハビリに一生懸命取り組みました。
私自身､持ち家があるので､退院後は自宅に帰りたかったのですが、自宅は急な階段もあり､足腰も悪いので1人で自宅に住むのは無理だと病院が判断しました。そこで姪が家の近くで住める場所はないか？と、一生懸命探してくれて､グレイプス浅草を知りました。
そして､姪がグレイプス浅草を見学してくれました。
｢館内はバリアフリーで､優しくて信頼出来るコンシェルジュがいたわ｣と。姪がグレイプス浅草をすっかり気に入ってしまいました。
私が信頼している姪が気に入った場所なら安心だと思い､退院と共に入居を決めました。
入居当初は知り合いがいないので何かと心細かったし､住み慣れた場所と勝手も違うので正直戸惑いました。
しかし､いつもコンシェルジュがそばに居てくれました。分からないことがあれば､すぐに駆けつけてくれる。
グレイプス浅草はバリアフリーだから､そそっかしい私でも転ばないようになっています。
最近は気心も知れ､ついついフロントで長話しをしてしまいます(笑)。
医者から外出とお風呂は１人では無理と言われています。
１階にあるデイサービス「ゆめふる浅草」に木曜と土曜に通っています。
ここはお部屋のすぐ下で､職員さんもみんな親切です。体操が楽しくて､リハビリのつもりでいつも頑張っています。
先日､みんなでチャーハンを作り自然と笑顔になってしまいました(笑)。
姪やコンシェルジュ､デイサービスのスタッフ､ヘルパーさん､お医者さん､みなさんが私を支えてくれています。
いい人達に囲まれて生活していると、本当に感謝しています。そう思うと､こういう場所も悪くないですね(笑)。
でも、早く自宅に帰れるようにリハビリ頑張ります。
Ｏ様の入居前面談を担当したコンシェルジュの角田です。私が始めてＯ様にお会いしたのは４月の花冷えする雨の日。病院に向かう電車の中から見える飛鳥山公園の桜が綺麗だったのを覚えています。｢どんな方だろう？私を受け入れて下さるだろうか？｣そんな不安な気持ちを吹き飛ばして下さったのが､Ｏ様の笑顔でした。
Ｏ様は耳が遠いので､お話を伺うとき少し大きめの声でお話しさせていただきました。
ソーシャルワーカーさんや看護師さんとの話を伺っているうち「みなさんに愛されているのだなぁ」と、強く感じました。病院でもリハビリを頑張られて｢自分で出来ることはするよ!｣と意欲を見せて下さったＯ様。今も「頑張り屋さん」なのは変わりません。
サンバを見たり､中秋の名月を屋上へ行って見たり､ご自身で生活を楽しまれ､私達にも楽しそうに報告して下さいます、Ｏ様がフロントにみえると笑いが絶えない《みんなのアイドル》Ｏ様です。
Ｏ様はよくフロントでお話をして下さるので､特別予定をたてて面談を行うというよりは、その延長でお話しを伺うことがあります。
楽しいことや不安なことがあれば､フロントにみえ沢山お話して下さいます。
Ｏ様は｢自身のやりたいことや目指していること｣を、しっかり持っていらっしゃる方だと思います。
一番の目標は､グレイプス浅草で生活を通してリハビリをして､元気になって自宅に帰ることです。
定期面談では､その為の頑張りについてよくお話して下さいます。ヘルパーさんと一緒に外出では歩くようにしています。
デイサービスで体操を頑張っていること､マンション内の廊下で歩く練習をしていること等､楽しそうにお話して下さいます。先日は､デイサービスで撮った写真や｢ゆめふる通信｣を見せて頂きました。最近では､｢訓練だから｣と、杖なしでフロントにみえることもあります。
いつも明るいＯ様とお話していると私たちまで明るくなります。
大の相撲ファンのＯ様。Ｏ様のお宅にお邪魔すると必ずといっていい程｢相撲｣をご覧になっています。
Ｏ様にとっては､白鵬が千代の富士の連勝記録を抜いた事が大きなニュース。その日の取組をＯ様宅で一緒に見ました。
あの時のＯ様の笑顔は本当に楽しそうでした。｢昔､お相撲さんに抱っこしてもらった時から､ずっと好きで見てるの。相撲中継をしなくなった時はどうしようかと思ったよ･･･｣とＯ様。相撲は､Ｏ様の元気の源です!
Ｏ様の第一の目標は｢家に帰ること｣。そのために､ご本人は一生懸命努力されていらっしゃいます。
もちろんグレイプス浅草スタッフ一同Ｏ様の目標を心から応援しています。時にここに居て下さればいいのに、とも思ってしまいます。
Ｏ様の場合､｢誰かにしてもらう｣というより｢自分で行う｣気持ちが強いので､自発的にリハビリを行っています。
私たちは､Ｏ様が一人でご自宅に帰られた時の不自由さを少しでも減らせるようにするにはどうしたら良いのかを考え､またＯ様が不安に感じていることに対して適切なアドバイスが出来るよう心がけています。
Ｏ様の目標が達成できるよう､グレイプス浅草スタッフ一同願っています。
