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8月ブログ

[ 2022.09.03 ]

「鶴岡八幡宮 ぼんぼり祭」

ぼんぼり祭りってご存じですか?

鎌倉ゆかりの画家や文人の方々の書画がぼんぼりに仕立てられ、約400基が鎌倉八幡宮の境内に並ぶのです。

私は通りがかりにぼんぼりが並んでいるのを何回か見かけたことはありますが、ちゃんと見に行ったのは今年が初めてでした。

なぜわざわざ見に行ったか、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しんで見ているからです。三谷幸喜さんの脚本は面白いですね。でも、鎌倉にあのような血塗られた歴史があったのだと思うと、歴史の見方も少し変わって、怖くなることもあります。

簡単にぼんぼり祭りの歴史を書きますと、もともとは鎌倉文士たちが作った「鎌倉ペンクラブ」のメンバーが中心となって、ぼんぼりを並べたことから始まったそうです。1938年(昭和13年)「夏越祭」(立秋の前日)が行われ、1942年(昭和17年)に実朝祭が8月9日(源実朝の誕生日)に行われるようになり、1950年(昭和25年)から立秋祭(立秋の日)が加わって、夏越祭、立秋祭、実朝祭の一連のお祭りになったそうです。暦の関係で、3日間の年もあれば、4日間の年もあります。今年は8月6日から9日までの4日間でした。

 

私は8月8日に仕事を終えてから鎌倉に行ってきました。鎌倉に着いたのは18時前で、まだまだ明るかったので人出もそんなに多くなく、ぼんぼりを端からじっくりと見ていきました。舞殿(まいどの)の近くに、「鎌倉殿の13人」関係のぼんぼりがありました。大泉洋さんの「源頼朝像」三谷幸喜さんの「北条政子像」など、たくさん並んでいました。

 

やがて薄暗くなってくると、赤い袴の巫女さん二人と白い袴の男性の3人一組で、ひとつひとつぼんぼりにろうそくで火を灯していきました。大勢の観客がカメラやスマホを持って、巫女さんたちの点灯の様子をカメラに収めていました。もちろん、私も。だんだん暗くなってくると、暗い中にぼんぼりの灯りが明るく浮き上がって見えて、幻想的でした。

私の行った8日は19時から神様に笛の音を献上する「献笛」という行事が行われました。男性二人が笛と歌のパフォーマンスをされていましたが、初めて見る行事で、正直、良くわかりませんでした。でも、しっかりと見届けて、明日も仕事があるので、20時前に八幡宮を後にしました。

ぼんぼり祭は、静かな、でも楽しいお祭りでした。屋台も、そんなに多くはないですが、出ていました。来年も参加したいです。できたら、夏越祭,立秋祭、実朝祭の全部の日に行ってみたいと思いました。昼間の行事、夜の行事があるようなので、何年かかけて行けたらいいかと思います。